| ■ 程さんの月刊薬膳コラム8・9月号合同スペシャル企画
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「医食同源を実践している、すばらしい病院を訪ねました!」その1 |
今回の薬膳コラムは、ちょっとスペシャルです。
日本でいま話題の、医療と食事を考えた、新しい形の病院食を実践しているといわれている「浜松・聖隷三方原(せいれいみかたばら)病院」におじゃまして、その病院食の舞台裏をうかがいました。
なにからなにまで、普通の病院とは違う。どう違うのか?ぜひ、お読みください。
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病院での食事という言葉から思い出すのは、どんなものでしょう。
なんらかの病を治すために入院したものの、数少ない楽しみの食事があまりにも味気ない。はっきり言えば、おいしくない。そんな経験は誰もがもっているでしょう。
病気で食事の制限がある場合はなおさらです。塩分や脂肪を控えると、それだけでも、料理は、美味しさから遠くなります。
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一日2000食、ひとりひとりの患者さんに、好みのメニューを提供する!
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ところが、この聖隷三方原病院では、食事のシステムが違います。
まず、入院患者、およそ650〜700人が、朝昼晩の三食とも、自分の好みにあったメニューを選ぶことができます。たとえば、ある日のセレクト・メニューを紹介します。 (これが始まったのは95年、夕食は今年5月から)
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<朝食>
*それぞれ主食、副食、飲み物、デザートなど横の一列から一品を選択
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米飯
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粥
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おにぎり
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緑茶パン
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豆腐味噌汁
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カレースープ
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コンソメスープ
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ポテトカレーソテー
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凍豆腐煮
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五目豆煮
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大豆トマト煮
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白菜香和え
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白菜サラダ
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キウイ
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もも缶
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オレンジ
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甘夏缶
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リンゴ
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牛乳
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保温牛乳
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豆乳
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ヨーグルト&ヤクルト
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ヤクルト&プロッカ
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<昼食>
*まず、AかBのセットを選択して、それぞれ横の一列から一品を選択
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Aセット
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鮭ごはん
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和風サラダ
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芋玉葱煮
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フルーツポンチ
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バナナ
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オレンジジュース
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ヨーグルト
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Bセット
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米飯
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粥
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パン&ジャム
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おにぎり
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麺
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和風ハンバーグ
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蒸し魚あんかけ
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芋玉葱煮
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和風サラダ
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フルーツポンチ
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バナナ
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オレンジジュース
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ヨーグルト
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<夕食>
*まず、AかBのセットを選択して、それぞれ横の一列から一品を選択
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Aセット
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米飯
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粥
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パン&ジャム
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おにぎり
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麺
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鰻蒲焼き
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牛野菜煮
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辛子あえ
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和え物
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浅漬け
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わさび漬け
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えのき清汁
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Bセット
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米飯
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粥
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パン&ジャム
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おにぎり
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麺
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海鮮シュウマイ
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辛子あえ
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和え物
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浅漬け
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わさび漬け
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えのき清汁
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さらに、別料金の特別メニューがあり、こちらは、浜松で評判のお店からの“出前”で、この日は、ビーフシチュー(2000円)。ほかにも、刺身、にぎり鮨、鰻重などが日によって食べられるのです。
とにかく、驚くばかりのメニューです。もちろん、その患者さんごとの医療状態にあわせて、カロリーと栄養価も考え抜かれています。
ひとりひとり異なるメニューを、一日2000食!それを、管理栄養士34人、栄養士10人、調理師7人とパートの方、約60人ばかりで、毎日、作り上げるのです。
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前々日の夕食後、この多彩なアラカルトメニューが、患者さんたちに配られます。
患者さんは好みや体調、気分によって、料理名に鉛筆でマークをつけて、担当の栄養士さんに。全部のリクエストをコンピュータで集計して、仕入れ、前調理にあたります。
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言葉にするとこれだけ。しかし、それを一年365日続けるのは、並大抵の努力ではありません。
基本のセットメニューは20通り。理由は、平均的な入院日数が18日という数字からはじき出しました。だから、普通の入院ならば、同じ食事が出てくることはない勘定です。
もちろん、担当の看護婦さんからの要望にも、対応します。たとえば「○○さんは少し熱があるみたいだから、お粥に、、、」とか、です。
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これだけでも、患者さんには、ほんとにうれしいことです。食事が楽しみの入院生活で、自分の好きなものが食べられる。これに勝る喜びはないでしょうね。
しかし、驚きはこれだけではありません。
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