■ 程さんの月刊薬膳コラム8・9月号合同スペシャル企画 ■
「医食同源を実践している、すばらしい病院を訪ねました!」 その3 |
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これは「病院食事革命」です!
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まだまだ、この聖隷三方原病院の食事には、ほかでは真似のできないことが数々あります。
たとえば、「病院食事革命」(金谷節子&聖隷三方原病院栄養科スタッフ著、女子栄養大学出版部)から引用しますと、、、。 |
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「いま日本中から高齢者の悲鳴が聞こえてくる。鼻から栄養チューブが長期に渡り注入され、手はベッドに縛り付けられ、おむつをあてられている。
時間が来るといっせいに下剤がかけられ、おむつ交換される。うつろな目は天井を一日中見ている。生きることを拒否しても強制的に生かされしまう。この豊かなる時代の高齢者たちの姿は地獄である。
それは私たちが聖隷三方原病院に、日本で初めてホスピスをつくったときときわめて似ている。
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私たちはちょうど20年前、がん患者とその家族が死ぬる最期まで、人間としての尊厳を失わず「最期の時を生きる」ための場としてホスピスを聖隷三方原病院に設立した。
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<闘う同士>とみずからを称し、患者たちは最期を生きる場としてホスピスを選んだ。
〜ホスピスムーブメントを基礎にインフォームドコンセントの波のうねりを大きくしたあのときとおなじように、顕在化しつつある叫びをあなたは聞いているだろうか。
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いま、また、高齢者が「生きていてよかった」と心から笑える社会づくりが大きな課題となっている。
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人間が最期まで尊厳をもって生きられるようにするためには、なによりも「口から食べる」ことが重要ではないかと、私たちは、この10年間挑戦してきた。これが今日の<嚥下食(えんげしょく)>の開発となった。
他方、病院のまずい食事をなんとしてもおいしくしたかった。病からの回復のためには、おいしい食事の開発とともに、サイエンスとしての栄養学にも挑戦した。それが真空調理、クックチルシステムの開発にながった」(金谷さんの文章)
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<嚥下(えんげ)>とは、口の中の食物を胃にのみ下すこと。これができない患者さんのために、聖隷では、食物をゼリー状に作りなおしすことにしました。
つまり、うなぎが好物で食べたいけれど、そのままでは飲み込むことができない。そんな患者さんのために、うなぎを一度すりつぶして、ゼリーで固めなおして、形も元のうなぎの蒲焼きのようにする。
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味も風味も、本物とほとんどかわりません。しかし、大変な技術と手間が必要なのです。
が、「最期の一口まで、スプーンで自らの口から」という聖隷の病院食事革命の根本を実現するためには避けて通れない道。一から、この技術も開発したのです。
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患者さんが、こうした病院の食事に感激しているのはいうまでもありません。
病を抱えているからこそ、すこしでも満足のゆく食事、栄養のバランスを考えた食事、、、、、「最期の一口まで、スプーンで自らの口から」。
これらは、いずれも、人間が人間らしく、尊厳をもって生きるためにはかかせないものです。しかし、現状の病院の大半は、、、、。
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ホスピスも拝見しました。
磨き上げられた廊下の床、美しいチャペル、花の咲き乱れる内庭、広々とした共有のサロン、そして、当然ながら、セレクトメニューの食事。
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人生の最期のときを、こんなところで迎えられるのは、幸せのひとことにつきるでしょう(特別料金を徴収しないので、常に空室待ちだそうです)。
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