「有田の自慢料理会」(2月14日・佐賀県有田町生涯学習センター)は、地元の食材を使った料理を有田焼に盛りつけて、「器と食」をセットに新名物として売り出そうと、有田商工会議所が催しました。
和洋中華などの22店舗が参加。得意のレシピを考えて、取り組みました。私は、特別アドバイザーとして呼ばれました。
有田とは、焼き物を通じて、年に数度ご厄介になっています。有田焼に魅せられて、私は最近は陶芸の作品も個展で販売するほど、入れ込んでいます。
このお話をいただいたときにも、なるほど、これはおもしろそうと二つ返事でお引き受けしたのです。
町内を中心に県内から集まった主婦ら一般のモニターのみなさん70人と一緒に、味自慢の名店が腕をふるった料理と器の競演を楽しんだのです。
会場には、めん類、弁当、丼もの、すし、懐石料理などがずらりと、それぞれ工夫を凝らしたメニューが並びました。
メキシカンライス=「童夢」、鯉の洗い・鯉のにぎり=「龍泉荘」、五区楽釜飯御膳=「本陣」、ありた季節の皿山弁当=「みらく」、じゃーもん巻き(巻きずし)=「小次郎寿し」、鯨御膳=「ふじもと」などなど。
一品ずつ味わい、アンケートを集計して、評価するわけです。有田は、焼き物では有名ですが、食材については、大きな特徴はなく、みなさん、苦労がうかがえました。が、どれもアイデアにあふれて、合格点の味ばかり。
なかには、思いつきはいいのだけど、まだまだ、料理として提供するのは、というものも見受けられましたが、テーマがはっきりしていて、とても料理人には、いい刺激になったようです。
これからも、地名をつけるとか、食材の情報を広く知らせるなどの努力を続けると、きっと、この中から名物が生まれると思います。
これらの料理は春の陶器市でも、呼び物の一つになりそう。こうした地元の食にこだわり続けて、食本来の楽しさを広げていく活動が、全国で普及すると、より食の世界が広がり、充実していくでしょう。関西でもぜひ試みていただきたい催しでした。
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